売れるECサイトを作る5つの法則。デザイン、商品、ターゲット、集客、運用を理解し売れるECサイトの構築は福岡ECサイトへ
ECサイトを作ったはいいものの商品が売れずECサイトを閉鎖する企業様がいるという声を聞きます。逆にECサイトを作った後にすごく商品が売れて事業を拡大している企業様もいらっしゃいます。
その違いは一体どこなのでしょうか。
デザイン?運用方法?制作会社?色々な声があると思います。
幸いなことに弊社の本社で行っているBtoC事業では1つの商品が販売開始から1ヶ月で1万本以上売れた実績や、ショッピングモールでは2年で月1,000万円弱の売上を立てた実績もあります。
ECサイトで商品が売れずに悩んでいる企業様、このブログがお役に立てれば嬉しいです。
本日はECサイトで売れる商品を作る仕組みづくりのお話をさせていただきます。
1.ECサイトの作り方:ECサイトのデザインが何に影響を与えるか理解しECサイトを構築しましょう
実はECサイト上で商品が売れることとデザインは大きく関係ありません。
もちろんデザインがとてもかっこいいECサイトで話題になり販売につながる商品はあります。
しかし、どれだけかっこいいECサイトでも全く売れないECサイトもあります。デザインをきれいにする、わかりやすくするということはユーザーの買いやすさやECサイトの使いやすさを上げるものであり、ユーザーの商品へのニーズを叶えたものではありません。商品力があればECサイトのデザインが古くても売れるECサイトになります。
かっこいいデザインにこだわるのではなくユーザーが使いやすいECサイトづくりにこだわること。これがECサイトを作る上で最も重要になります。
ECサイトのデザインを使いやすく、分かりやすくするとどのようなメリットがあるか
ECサイトのデザインクを使いやすく、分わかりやすいデザインにすることをUIデザインと言います。UIデザインが高いとユーザーがECサイトを使いやすくなるので、リピーターになったり、カゴ落ちを減らしCVR(成果率)を上げることに繋がります。
ユーザーが使いやすいECサイトづくりのUIデザイン例
ECサイトを使って購入する人はネットに強い人ばかりではありません。
ネットリテラシーが高いユーザーから、高くないユーザーまで幅広くユーザーがECサイトを利用します。そのためECサイト上で真新しいことをするより、誰でも分かりやすく使いやすいUIデザインにするべきです。
最近のECサイトではトップページのメインの場所にコンセプト動画を入れ一瞬何のサイトか分からないサイトもあります。
ユーザーはトップページに訪れて3秒の間で、このサイトは自分の欲しい情報があるか判断しサイトを閲覧するか、離脱するかを判断します。その3秒間の間にユーザーを捕まえないとそのユーザーは帰ってくることはありません。トップページにこのサイトは何のサイトか分かりやすくする必要があります。
そのため、トップページに訪れた時にコンセプト動画が流れている場合、そのブランドを知っているユーザーは離脱しませんが、初めて訪れたユーザーは離脱が増える傾向にあります。
その他にも商品詳細ページではサイドバーを無くすこともUIデザインでは重要な施策です。ユーザーが商品ページに訪れている時は商品を購入するためです。その時に他ページへのリンクは極力減らす必要があるのでサイドバーはなくします。商品ページではサイドバーよりユーザーに商品を買ってもらうための情報を表示させることが大事です。
そして、その商品ページの下部には同カテゴリの商品や他のシリーズを掲載してあげてください。商品ページの下にいくにつれてそのページからの離脱率が上がります。離脱されないために、自社サイト内で他の商品を見せてあげる導線を商品ページの下部に作ります。
おすすめ商品の表示に関しても表示させるページによって内容を変える必要があります。ユーザーが見ている各ページはそれぞれ意味があります。商品ページなのか、カートページなのか、サンクスページなのか、それぞれのページで同じ商品を見せるのではなくその時のユーザーの心理に基づいた商品を見せてあげる。これがUIデザインになります。
ECサイトで売れるサイトはこの辺りの仕組みづくりがうまいUIデザインを取り入れています。
2.自社の商品を理解し商品力をアップするための施策を行いましょう。
商品の販売において強みはなんでしょうか。
商品の独自性か、商品価格か、ブランド力か。まず自社の商品の強みと弱みを知る必要があります。
その商品を欲しているユーザーがどこにいるか市場調査を行い、他社の販売手法やその業界が今後どのような発展、衰退を遂げていくか知る必要があります。そうすることで自社の商品力が明確になり、どこを改善すれば売れる、売れないの判断がつくようになります。
売れる商品にしよう。商品ページの作り方の例
ユーザーが商品を購入する際に重要視しているのは価格です。他社より1円でも安い商品は必ず売れます。
そしてその次は品質と機能、そして続いて信頼性です。
品質と機能、信頼性を調べる際に多くのユーザーは商品画像を判断基準にします。
5枚以下の商品より30枚以上ある商品画像の商品をユーザーは購入する傾向にあります。商品画像に捕捉文などを買いてあげることで品質と機能、信頼性を向上させてください。
LPのように長々と書かれている文章は最近では読まれない傾向になっています。
商品説明文はGoogleのSEO対策のため、商品画像はユーザーの購入のための対策として作ってあげると効果が高いです。
GoogleのSEO対策のための文章の作り方例
商品の文章は企業様が発信したい内容になっていませんか?
実はユーザーが欲しい情報と企業が発信したい情報は別です。そしてGoogleのSEOはユーザーが欲しい情報が検索結果として並びます。
例えば撥水効果の高い革靴を販売したい場合、「撥水効果の高い革靴」というキーワードより「雨に強い革靴」や「防水のビジネスシューズ」などのキーワードの方が効果が高いです。ユーザーが検索するときに撥水というキーワードを使わないからです。撥水のキーワードを使う場合競合他社が多い可能性があります。そのためユーザーの検索するであろうキーワードづくりをしてあげる必要があります。
3.マーケティングを行い自社商品とユーザーのニーズが合っているかペルソナ判断しましょう
ターゲット層の分類の仕方で変わるマーケティング方法
化粧品を販売する際自社のターゲット層を下記のようにくくっていませんか?
「40代〜50代女性」
「肌のハリや潤いに悩みのある女性」
実はこれターゲットが明確ではありません。このままだと商品を販売することがとても難しく売れる商品にするためには運に頼る必要があります。
ユーザーのニーズに商品をズバッと当てるためには、ペルソナを決める必要があります。
実際に購入されているユーザーがいらっしゃる場合そのユーザーにアンケートをとって情報を深掘りし、まだ購入されていない商品の場合は購入される人物を想定しペルソナを考えます。
ペルソナ例
港区に家族で住む40代女性
家族構成は3人家族
夫は〜〜〜歳、年収〜〜〜。子供は〜〜〜歳。
専業主婦、普段は子供を幼稚園に通わせている
ママ友と近くの〜〜〜でカフェをする
ネットは子供を寝かしつけた後〜〜〜時頃にスマホで見てる
よく見るサイトは〜〜〜
よく使うSNSは〜〜〜
好きなインフルエンサーは〜〜〜
週末は家族で〜〜〜に出かける
最近は家事に子育てが大変で〜〜〜の悩みがある
など詳細が見えてくると、自社のターゲットがどこに生息しているかが見えてきます。結果、その場所に広告をかけることで自社商品のファンを角度高く獲得することにつながります。
自社のターゲットのペルソナを明確化しファンの獲得に繋いでください。
4.集客経路を確保しECサイトに新規ユーザーが自然と集まる仕組みづくりをしましょう
SEO対策は必須です。Google検索の上位表示で他社よりリードを
1つの例ですがSEOでとても重要なH1タグがロゴマークになっているECサイトが多いです。
商品名やカテゴリ名など、最もユーザーが検索するワードをH1タグにする必要があります。ショップ名をH1にタグにすると御社のショップ名を知っているユーザーの獲得ばかりにつながり、新規ユーザーの獲得につながりません。
このようにSEO対策のノウハウをしっかり持ったECサイト制作をする必要があります。
ブログを使ってコンテンツマーケを行い潜在顧客の獲得を
ブログを書くことでECサイトだけでは表現することができないユーザーを獲得することができます。
商品詳細ページにはシミに効く商品であったり、成分の説明などを記入することができます。
ブログでは「夏のUV対策ランキング10選」や「お出かけにポーチに入るちょうどいいサイズの商品5選」などユーザーの普段の行動やシーンにあたる内容を書くことで共感を生むことができます。
SNSは今とても注目されている集客ツール。そしてSNSは今後も伸び続けます
SNSは業界によって今ではSEO対策より効果が高いと言われています。Google検索をせずにSNS検索しかしないユーザーも増えてきています。SEO対策だけでは一部のユーザーしか獲得できなくなっているこの時代、SNS対策も同時に進める必要があります。
下記のブログもおすすめです。ぜひご参考ください。
5.ECサイトが作って終わっていませんか?動いているサイトには人が集まります。動いていないサイトは人が集まりません。
ECサイトが動いていなければユーザーが集まりません。そして動いていないECサイトはSEO効果がどんどんと下がってきます。定期的にECサイトを更新することでGoogleの評価も上がり上位に上がってきます。
新規ユーザーを獲得するためには定期的にECサイトを更新しましょう。
商品情報のブラッシュアップをしましょう
商品説明文を追加で記入したり、商品画像の登録、新規商品の登録など商品情報に追記するだけでサイトが更新されていると判断されGoogleの評価が上がります。新しく商品を追加することだけでなく、既存の商品ページも改修することでより効果が上がります。
キャンペーンを行いリピーターを獲得しましょう
キャンペーンは新規ユーザーを獲得するためにとても有効な手段です。しかし、毎月様々なキャンペーンを行うことでユーザーが今月はどんなキャンペーンをやっているのだろうとサイトに訪れるきっかけにつながります。そしてそのユーザーはいつの間にかリピーターとして企業様のファンになります。
キャンペーンを行うことでSNSでの投稿のネタにもなるのでSNSと連動することでより多くのユーザーに情報を届けることができます。
メルマガを使ってショップ情報を届けましょう
眠っていませんか?会員情報。
会員情報は企業の財産です。御社の商品に興味を持って購入してくれたユーザーの情報で、御社の商品をリピーターとして購入してもらえるとても大切なお客様です。
新商品を作ったり、商品情報をブラッシュアップ、キャペーンをアップしてもユーザーがそれを知ることがなければ商品購入には至りません。知ってもらうためには登録していただいたユーザーにメルマガを送りサイトに訪れてもらうきっかけづくりをしましょう。