makeshop(メイクショップ)とShopify(ショピファイ)の違いを比較して、あなたに合ったECサイトを選ぶ方法

2023.04.25 MakeShop  Shopify  福岡ECサイト 

ECサイトを開設する際には、選択するECカートの料金体系が重要なポイントです。この記事では、国内のmakeshop(メイクショップ)と海外のShopify(ショピファイ)の料金体系の違いを比較し、あなたに合ったECカートを選ぶ方法について解説します。

ECサイトを開設する際には、コストも重要なポイントです。しかし、どちらのECカートを選ぶべきか分からない場合、料金体系がわかりにくく不安を感じることもあるでしょう。実際、多くの企業様もECカートを選ぶ際に迷い、不安を感じた経験があると声をよくいただきます。

まず、makeshop(メイクショップ)とShopifyの料金体系を比較し、それぞれの特徴を把握することが大切です。料金体系の違いを理解した上で、自分のビジネスニーズに合わせたプランを選択することが重要です。具体的に、makeshop(メイクショップ)とShopify(ショピファイ)の違いについて解説します。

makeshop(メイクショップ)とShopifyの料金体系の違い

【makeshop(メイクショップ)の料金体系】

プランの種類

  1. makeshop(メイクショップ)には2種類のプランがあります。
  • プレミアムプラン:拡張性を求める中規模企業に適したプラン。651の機能がこの金額内で利用することができます。
  • エンタープライズ:大企業向けの高機能プランで、専用サーバー、システムカスタマイズ、専任サポートがつきます

月額利用料

  1. makeshop(メイクショップ)では、プランによって異なる月額利用料がかかります。
  • プレミアムプランは12,100円。
  • エンタープライズ55,000円です。

アプリの追加料金

makeshop(メイクショップ)にはアプリ(オプション)が多数あります。
無料で使えるアプリ(オプション)数は業界No. 1の651機能あります。

ただし、一部有料のオプションがあります。例えば、SSLサーバー証明書の取得や容量追加など、これらのアプリを追加する場合には、別途料金が発生します。

【Shopifyの料金体系】

プランの種類

  1. Shopify(ショピファイ)には4種類のプランがあります。
  • ベーシックプラン:初めてのECサイト開設に適したプランで、注文管理、顧客管理、販売管理のレポートなどを取得することができません。
  • スランダードプラン:拡張性を求める中規模企業に適したプラン。
  • プレミアムプラン:大企業向けの高機能プランで、Google広告やその他紹介サービスの分析が可能。
  • ショピファイプラス:カート画面を編集するためにはこのプランが必須。

月額利用料

  1. Shopify(ショピファイ)では、プランによって異なる月額利用料がかかります。
  • ベーシックプラン:月額約4,500円。
  • スランダードプラン:月額約12,000円。
  • プレミアムプラン:月額約53,000円。
  • ショピファイプラス:月額約270,000円。
    *2023年4月時点の$換算です

アプリの追加料金

Shopify(ショピファイ)には、アプリストアから多数の独自機能を追加することができます。アプリによっては無料のものもありますが、初めは無料である一定以上の利用数が増えると追加料金が発生するものが多いです。
基本的にShopify(ショピファイ)ではアプリ追加には追加の月額費用が発生すると認識しておくと問題ないです。

makeshop(メイクショップ)とShopify(ショピファイ)のアプリの違い

【makeshopのアプリ】

makeshop(メイクショップ)は元々のプランを選択することでほぼ全てのアプリを無料で使うことができます。追加費用がかからないことがmakeshop(メイクショップ)の大きなメリットです。

アプリ数

makeshopのアプリ数は、約651種類です。

代表的なアプリ

  1. 下記のアプリが無料でご利用いただきます。
  • インスタショッピング、Googleショッピング連携
  • 商品SKU、複数商品表示、関連商品、最近見た商品
  • 予約商品機能、在庫入荷お知らせ機能
  • 年齢認証、ポイント、クーポン
  • 配送、決済、会員系機能
  • 決済:クレカ、代引き、請求書払い、コンビニ決済、後払い、amazonペイ、楽天ペイ、ペイペイ、キャリア決済など
     その他600以上のアプリ
  1. 下記のアプリは追加費用が発生いたします。
  • 常時SSL機能
  • 追加容量
  • BtoBオプション
     ショッピングモール機能

さらにmakeshop(メイクショップ)はオリジナルでアプリを開発することができます。
ある特定の金額以上を買うとプレゼントするアプリのノベルティシステムであったり、お買い物かごからチェックアウトページに行く際に注意喚起を出すアプリなど様々なアプリを自社開発が可能です。しかしmakeshop(メイクショップ)は開発に制限がかかり、できること、できないことがアプリ開発で生じるのでご注意ください。

【Shopifyのアプリ】

Shopify(ショピファイ)には、アプリストアがあります。アプリストアには、ECサイト運営に役立つアプリが多数登録されており、アプリを利用することでECサイトの機能拡張や効率化が可能です。

アプリ数

Shopify(ショピファイ)のアプリ数は、約5000種類です。
追加の月額費用を支払うことで下記のアプリを利用することができます。

代表的なアプリ

  1. Shopify(ショピファイ)には下記の代表的なアプリがあります。
  • メルマガ配信機能を追加できるアプリ
  • 商品の検索機能を強化するアプリ
  • ECサイト内で商品を類似するものと比較できる「商品比較アプリ」
  • 在庫管理や注文処理を自動化するアプリ
  • インスタと連携できるアプリ
  • 決済:クレカ、代引き、コンビニ決済、amazonペイ、キャリア決済、ビットコインなど
     その他数多くのアプリが存在します

Shopify(ショピファイ)にはポイントの概念がありません。
ポイントは日本のECサイトの仕組みですが、Shopify(ショピファイ)はカナダのECサイトのため仕組み自体が存在しません。
そのためポイント機能を使うためには開発を行う必要があります。

そしてShopify(ショピファイ)はアプリを自社開発することでオリジナルのアプリを追加することができます。
ここが一番大きなメリットになりますが、チェックアウト(ショッピングカート画面以降)のページを操作する場合月額約270,000円以上(*費用は上記のプランをご確認ください)発生するのでご注意ください。

makeshop(メイクショップ)とShopify(ショピファイ)の最も有名なメリットとデメリットを比較

【makeshopのメリット】

日本語サポートが充実している

makeshop(メイクショップ)は、日本語サポートが充実し電話サポートも完備されています。日本国内でECサイトを運営する際には使いやすさやサポートの質に優れています。

無料で使える業界トップクラスのアプリ数

makeshop(メイクショップ)は無料で使えるアプリ数の中で業界トップクラスです。アプリ追加しなければ利用できないECカートではなく初期状態からほぼ全てのアプリを利用することができることがメリットです。

【makeshop(メイクショップ)のデメリット】

機能のカスタマイズが難しい

makeshop(メイクショップ)は、機能のカスタマイズが難しいというデメリットがあります。アプリを独自開発したい場合、カスタマイズすることが困難であるため、オリジナリティのあるECサイトを作ることが難しい場合があります。

月額利用料が高め

makeshop(メイクショップ)は、月額利用料が高めであることがデメリットの一つです。プレミアムプランでも12,100円からのスタートになります。しっかりと売上を立てたい、戦略を練ってECサイトを運用したい人向けのECカートになります。

【Shopify(ショピファイ)のメリット】

多数のアプリがある

Shopify(ショピファイ)には、多数のアプリがあるため、ECサイトの機能拡張や効率化に必要なアプリがすでにShopify(ショピファイ)アプリストアに用意されている可能性が高いため、拡張性に優れています。

カスタマイズができる

Shopify(ショピファイ)は、機能のカスタマイズが容易であることが特徴的です。簡単なカスタマイズから、専門的なカスタマイズまで柔軟に対応できるため、オリジナリティのあるECサイトを作ることが可能です。

【Shopify(ショピファイ)のデメリット】

日本語サポートが不十分

Shopify(ショピファイ)は、日本語サポートが不十分であるため、日本国内でECサイトを運営時、本格的に困った時には英語対応する必要があります。

独自言語を使っている

Shopify(ショピファイ)は独自言語を使っているため操作できる人が限られてしまいます。作った後に特定の制作会社しか触ることができないことはザラにあります。引き継ぎも容易にできないのでご注意を。

makeshop(メイクショップ)とShopify(ショピファイ)の違いを比較してみました。

ECカート選択には、自社のビジネスニーズや予算、目的に合ったものを選ぶことが大切です。makeshop(メイクショップ)は日本語サポートが充実しており、アプリ追加料金もほぼないため、国内でのECサイト運営に適しています。一方で、Shopifyは多数のアプリがあるため、ECサイトの機能拡張や国際展開に優れています。ただし、日本語サポートが不十分であり、各種アプリや機能の追加に関しては別途対応が必要となります。

ECカート選びにおいても、ショッピングカート機能の使いやすさや拡張性、ECカートの料金プランに加え、各プラットフォームのアプリの数や代表的なアプリの比較も重要です。これらのポイントをしっかりと比較し、自社のニーズに合ったECカートを選択することで、効率的なECサイト運営が可能となります。