補助金でECサイト制作やシステム開発を実現!補助金の種類や具体的な手続き方法と注意点

ビジネスの成長を促進するためには、効果的なECサイト制作やシステム開発が不可欠です。そこで、補助金を活用してECサイト制作やシステム開発を実現しましょう。補助金を受けるための具体的な手続き方法や重要な注意点について解説します。補助金を利用すれば、限られた予算でも質の高いECサイト制作やシステム開発を実施することができます。ビジネスの成果を最大化し、競争力を高めるために、補助金の活用は絶好のチャンスです。

補助上限額や補助率は、申請される枠・類型や従業員の人数によって異なります。
このサイトに書かれている補助率や補助上限額は2023年5月時点になります。

また、手続き方法や必要書類はECサイト制作時における必要な書類を記入しております。共同申請や組合申請は含んでおりません。申請のタイミングにより書類や手続きの流れが変わる場合がありますのでご注意ください。

最新の補助率や補助上限額を知りたい方は福岡ECサイトまでご相談ください。
補助金に強い中小企業診断士の紹介も可能です。

ECサイト制作やシステム開発に使える補助金

ものづくり補助金

概要

中小企業等による生産性向上に資する革新的サービス開発を行うための「設備投資を支援」する補助金

・一年間に複数回申請できることがポイント

・補助上限額750万円~3,000万円
・補助率1/2もしくは2/3の補助金

ものづくり補助金の手続き方法

STEP1:GビズIDの取得

GビズIDを取得する必要があります。GビズIDは採択後の補助金交付申請時にも必要となります。GビズIDの取得には時間がかかるので先に取り掛かることをお勧めします。
・SMS受信用のスマホ(ログインのたびにSMSが必要になるので管理しやすいスマホをお勧めします)
・印鑑証明
・申請書(申請書に印鑑証明の印鑑を押印)
これらを準備し1〜2週間で発行されます。

STEP2:申請準備〜申請

事業計画書、様式1、様式2、決算書2期分、従業員数の確認資料、労働者名簿、確定申告書類など
また、経営革新計画があると加点項目となります。

ものづくり補助金でのECサイト制作の申請は様々な申請枠から申請できます。申請枠の種類によって必要な書類が変わってきますので詳細は申請枠を必ずご確認ください。

補助金はいつでも申請をすることができません。公募受付が始まったら、期間内に「GビズID プライムアカウント」で専用サイトにログインし、必要書類を添付のうえ申請を行なってください。

STEP3:審査結果の通知・公表

申請者全員に対して採択・不採択の結果が一斉通知されます。
補助金サイト上でも発表していますので、何らかの不具合で受け取ることができない場合は補助金サイトから自社の名前を調べてみてください。

STEP4:補助金の交付申請

採択後、補助金の交付申請を行う必要があります。ここで審査の結果、補助対象経費としてNG経費が含まれていた場合、その経費が補助対象外になる可能性もありますのでご注意ください。

STEP5:補助事業実施

補助事業実施期間内に事業を完遂する必要があります。10ヶ月以内です。
中間監査がメールで届くケースがあります。事務局からのメールは受信できる状態にしておいてください。そのメールに返信できない場合事業を実施していないと判断されるケースもありますのでご注意ください。

事業完遂後にも資料の準備が必要になりますので、相談している中小企業診断士に書類の準備を依頼してください。

STEP6:事業実施報告〜補助金の請求・支払い

事業実施報告後、適切な事業をおこなったか現地検査で確認が行われます。
その際に全ての書類を原本で用意する必要があります。
適切な事業と判断されたのちに、支払いが確定し事業者へ支払われます。

STEP7:フォローアップ

補助金を受け取って完了ではありません。
事業完了後、5年間にわたって事業の報告をする必要があります。

注意事項

ものづくり補助金は革新的サービス開発を行うための補助金なので、通常のECサイトでは補助されません。業界や事業に置いて革新的サービスを行うための機能があるECサイトを作る必要があります。また、一部の経費しか補助されない場合や、補助金の利用上限がある場合もあるのでご注意ください。

事業再構築補助金

概要

事業・業種の転換、事業再編又はこれらの取組を通じた規模の拡大など事業の再構築を行う中小企業等の挑戦を支援する補助金

事業再構築補助金の手続き方法

事業再構築はオンライン申請のみです。

STEP1:GビズIDの取得

GビズIDを取得する必要があります。GビズIDは採択後の補助金交付申請時にも必要となります。GビズIDの取得には時間がかかるので先に取り掛かることをお勧めします。
・SMS受信用のスマホ(ログインのたびにSMSが必要になるので管理しやすいスマホをお勧めします)
・印鑑証明
・申請書(申請書に印鑑証明の印鑑を押印)
これらを準備し1〜2週間で発行されます。

STEP2:申請準備〜申請

事業計画書、見積り依頼書、相見積もり2社、支援機関や金融機関による確認書、決算書2期分、ミラサポplus「電子申請サポート」の事業財務情報、従業員数を示す書類、収益事業を行っていることを説明する書類、事業類型毎の追加提出書類、加点関係の追加提出書類 など

補助金はいつでも申請をすることができません。公募受付が始まったら、期間内に「GビズID プライムアカウント」で専用サイトにログインし、必要書類を添付のうえ申請を行なってください。

STEP3:審査結果の通知・公表

申請者全員に対して採択・不採択の結果が一斉通知されます。
補助金サイト上でも発表していますので、何らかの不具合で受け取ることができない場合は補助金サイトから自社の名前を調べてみてください。

STEP4:補助金の交付申請

採択後、補助金の交付申請を行う必要があります。ここで審査の結果、補助対象経費としてNG経費が含まれていた場合、その経費が補助対象外になる可能性もありますのでご注意ください。

STEP5:補助事業実施

補助事業実施期間内に事業を完遂する必要があります。約1年間です。
ここで制作後にかける広告など長期に渡る経費が入っている場合、広告完了するまで事業実施報告をすることができません。全て完了してからの報告になるのでご注意ください。
なお、期間が過ぎた場合、過ぎた分の経費は対象外になります。

STEP6:事業実施報告〜補助金の請求・支払い

事業実施報告後、適切な事業をおこなったか現地検査で確認が行われます。
その際に全ての書類を原本で用意する必要があります。
適切な事業と判断されたのちに、支払いが確定し事業者へ支払われます。

STEP7:フォローアップ

補助金を受け取って完了ではありません。
事業完了後、5年間にわたって事業の報告をする必要があります。

メインの事業と売上や経費を混合せずに分けて管理するとフォローアップ時の申請が楽になります。
また事務局の人も報告書の作り方を教えてくれますので安心してフォローアップを対応することができます。

注意事項

事業再構築補助金は広告費用などを申請費用に入れることができることが大きなメリットですが、長期間に渡る広告の場合、広告配信が完了するまで補助金の申請をすることができません。
例:ECサイト制作やシステム開発(6ヶ月)+広告(6ヶ月)の場合、ECサイト制作やシステム開発が完了しても補助金の申請ができず、広告配信の6ヶ月が経過した後に補助金申請が可能となります。
そのため入金サイトに気をつける必要があります。

ただし、事業の転換や成長戦略の実施に必要な経費を補助してくれるため、新たな市場、業界への進出や商品・サービスの開発・改善が可能となります。事業の活性化や収益の向上に繋がることが期待できます。

IT導入補助金

概要

中小企業等による自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を補助し、業務効率化・売上アップをサポートする補助金

IT導入補助金はECサイト制作やシステム開発を制作する上での補助金活用として、他の補助金より申請のハードルが下がります。補助率も高いためどんどん活用をしてほしいおすすめの補助金になります。

STEP1:GビズIDの取得

GビズIDを取得する必要があります。GビズIDは採択後の補助金交付申請時にも必要となります。GビズIDの取得には時間がかかるので先に取り掛かることをお勧めします。
・SMS受信用のスマホ(ログインのたびにSMSが必要になるので管理しやすいスマホをお勧めします)
・印鑑証明
・申請書(申請書に印鑑証明の印鑑を押印)
これらを準備し1〜2週間で発行されます。

STEP2:申請準備〜申請

履歴事項全部証明書、法人税納税証明書、SECURITY ACTION★1つの取得
補助金申請のマイページから申請を行います。

申請時の注意点
IT導入補助金は他の補助金と違い決算書が不要です。しかし下記の情報を入力する必要がありますのでご注意ください。
・従業員数
・年間の平均労働時間
・売上高
・前前々期の売上高
・粗利益
・営業利益
・経常利益
・減価償却費

STEP3:ベンダーの入力

福岡ECサイトのような制作会社側の入力になります。

STEP4:加点要素の入力

賃上げ要件が可能な場合、加点につながります。

STEP5:審査結果の通知・公表

申請者全員に対して採択・不採択の結果が一斉通知されます。
補助金サイト上でも発表していますので、何らかの不具合で受け取ることができない場合は補助金サイトから自社の名前を調べてみてください。

STEP6:補助事業実施

補助事業実施期間内に事業を完遂する必要があります。約1年間です。
ここで制作後にかける広告など長期に渡る経費が入っている場合、広告完了するまで事業実施報告をすることができません。全て完了してからの報告になるのでご注意ください。
なお、期間が過ぎた場合、過ぎた分の経費は対象外になります。

STEP7:事業実施報告〜補助金の請求・支払い

事業実施報告後、オンライン上での報告になります。

必要な場合のみ現地検査で確認が行われます。その際には全ての書類を原本で用意する必要があります。適切な事業と判断されたのちに、支払いが確定し事業者へ支払われます。

注意事項

IT導入補助金はベンダー側の知識がないと補助金が最大50万円しか補助されず数百万かけたサイトの投資費用を回収できない場合があります。
補助金に強い制作会社に依頼することをお勧めいたします。

補助金でECサイトの制作やシステム開発を実現!補助金の種類や具体的な手続き方法と注意点まとめ

これらの補助金は、企業の成長や競争力向上、新たな取り組みの展開を支援する貴重な制度です。ただし、申請手続きや条件には注意が必要です。補助金を活用する際には、自社のビジネスニーズや目標に合わせた計画立案や適切な申請が重要です。さらに、申請書類や報告書の作成にも丁寧な準備が求められます。

専門的な知識や経験を持つ補助金の申請サポートを提供する会社を選ぶことも重要です。信頼性のあるパートナーは、申請手続きの円滑化や正確な情報提供、迅速な対応を行ってくれます。また、補助金活用のノウハウや成功事例を持つ会社は、効果的な計画立案や最大限の効果を引き出すサポートを提供してくれます。

補助金の活用によって、ビジネスの成長やイノベーションを実現しましょう。ただし、事前の調査や計画、適切なパートナーの選定を行うことがとても重要で、選定を間違えない限りスムーズな申請と効果的な活用を実現することができます。