ECサイト制作で最大350万円戻ってくる!キャッシュバックではなく補助金を活用したECサイト制作

2023.08.23 Webサイト制作  補助金 

ECサイトを制作する上で初期投資は一番の重荷です。
さらにECカート利用料金が毎月発生しランニングコストも必要になります。

初期投資だけでなく、月額のランニングコストも補助してくれる補助金があります。

新しい事業をスタートしたいがなかなか一歩を踏み出せない。そんな時のために様々な補助が存在しています。
誰もが使えて申請の準備も比較的簡単な補助金を今回はご紹介させていただきます。

この記事「ECサイト制作で最大350万円戻ってくる!キャッシュバックではなく補助金を活用したECサイト制作」で分かる項目はこちら

・今回の補助金の概要を知りたい!対象者はどんな企業?それとも個人?
・最大350万円!キャッシュバックの仕組みを知りたい
・メリットだけでなく条件やデメリットを知りたい
・どんなECサイトが作れるの?自社商品がない場合は?

・今回の補助金の概要を知りたい!対象者はどんな企業?それとも個人?

今回のご紹介しているECサイト補助金は

「IT導入補助金」

という補助金になります。
ITとついているだけあってまさにECサイトを作るためにある補助金です。
申請もしやすく採択率も高い補助金なので「新規事業を展開したい」「オフラインの事業をオンライン展開したい」などの想いがある事業者様に合った補助金になります。

IT導入補助金の対象者は企業?それとも個人?

多くの補助金は企業に対しての補助金が多いですが、このIT導入補助金は個人事業主も対象となります。

用意するものは簡単です。

企業の場合

・履歴事項全部証明書
・納税証明書(その1またはその2のどちらか1つ)

個人事業主の場合

・本人確認書類
・納税証明書(その1またはその2のどちらか1つ)
・確定申告書(確定申告B)

たったこれだけで申請の条件が揃います。後はGビズIDを登録するだけで申請の準備が整います。

*GビズIDは様々な行政のサービスを利用する際に必要なアカウントです。簡単に取得できますが発行までに1〜2週間程度の時間を要するので先に取得することをお勧めします。

このようにIT導入補助金は他の補助金のように前年度との売上低下や経営革新計画のような書類を提出する必要がなく、誰でも簡単に利用することができる補助金になります。

このIT導入補助金を活用し、事業を成功させて雇用を生み出し日本経済を活性化させる手助けになればと思います。

IT導入補助金はどういった手順で、誰に頼めばいいの?

IT導入補助金を活用したい企業や個人事業主は、事務局に認められたベンダーという企業を利用して申請する必要があります。

通常の制作会社に依頼してもIT導入補助金は申請することができませんのでご注意ください。

福岡ECサイトはベンダー登録が完了しており、全国のIT導入補助金をサポートできます。
福岡だけでなく全国の企業様をサポートしますのでぜひご相談ください。

<IT導入補助金の手順>

①作りたいECサイトを福岡ECサイトに相談
②GビズIDの登録、書類の準備
③福岡ECサイトよりマイページの発行
④マイページから項目の入力
⑤審査
⑥採択、補助金の制作スタート

この流れでIT導入補助金の申請からスタートをすることができます。

*上記以外にもセキュリティアクションの星1獲得やミラデジの経営チェックなどもありますが、これらは5分程度で終わる簡単な作業になりますので割愛します。

IT導入補助金のキャンセル、補助金の支払いに関して

IT導入補助金のキャンセル

キャンセルは可能です。

申請してから採択後に本当にこの事業をやるかキャンセルするか確認があります。
そこでキャンセルをするとこのIT導入補助金はやる必要がないのでキャンセルすることができます。
そこでは費用はかからないので何もなくキャンセルができます、ご安心ください。

しかし、やると申請した場合、実際の制作がスタートするのでご了承ください。

IT導入補助金の支払いに関して

補助金の支払いは一度事務局が採択を決定すれば「後からやっぱり支払わない」なんてことはありませんのでご安心ください。必ず支払われます。

ただし、申請に虚偽があったりすると支払われないケースもあります。

詐欺防止のために虚偽なくしっかりと申請を進めていただけたら幸いです。

最大350万円!キャッシュバックの仕組みを知りたい

最大350万円のキャッシュバックに関して、ECサイト制作にかけた費用の3/4と2/3の合計費用で最大350万円までの補助となります。最大では約517万円かけることで350万円補助金が戻ってきます。

3/4と2/3の補助率の違いは補助対象経費の金額によって異なります。
¥666,667までは4/3補助になり¥500,000補助金がおります。
しかし¥666,668以上の補助に関しては2/3の補助率になり、最大で¥3,000,000まで補助金がおります。
2つの補助率の合計が¥3,500,000になり、IT導入補助金で補助される最大の金額となります。

もしくは、実費がたったの15万円でECサイトを作ることもできるので、ぜひ最後までこの記事を読んでいただけたら幸いです。

最大350万円戻ってくる補助率、補助額の仕組み

ECサイト制作にかける費用が前後すると補助金も前後するのですが、最大で350万円まで戻ってくる仕組みとなっています。その内訳を下記に説明いたします。

補助率補助対象経費補助金申請可能額
補助率3/4¥666,667¥500,000
補助率2/3¥4,503,333¥3,000,000
補助 合計約¥5,170,000¥3,500,000
*約¥5,170,000と記載している理由は、実際は¥5,166,667なのでわかりやすい金額表記をしております。

例えば、¥3,000,000かけて作ったECサイトの場合、補助額は¥2,055,555になり、実際に支払った費用は¥945,555になります。

¥2,000,000のECサイトの場合、補助額は¥1,388,888になり、実費は¥612,222になります。

ここで補助率を見ると¥666,667までは補助率は3/4となりかなり高い水準で補助してくれます。

¥600,000でECサイトを作った時は、補助率が3/4になるので、補助額が¥450,000になります。実際に¥150,000でECサイトを作ることができます。

納品が完了してからどれくらいで入金されるの?

納品完了後、実績報告という実際作ったECサイトを報告する義務があります。
実績報告はオンラインからでき、こちらが完了してから約2週間程度で申請している銀行に入金があります。

<入金までのフロー>
①納品完了
②実績報告
③約2週間程度で入金

上記にも書いている通り、作った後に事務局が支払わないというケースはないのでご安心ください。

メリットだけでなく条件やデメリットを知りたい

このようにIT導入補助金は、ECサイトに利用ができ、誰でも導入可能、採択率も高く非常に利用しやすい補助金制度になります。

しかし、メリットだけでなくデメリットもあります。

デメリットも知ることで適切な補助金制度の活用となりますので下記をご確認ください。

デメリット① 書類の準備、マイページ内記入

書類の準備が大変という声を聞きます。

税務署に行ったり法務局に行ったり。空いている時間で行動しなければいけないので準備に手間が掛かってしまいます。

次にマイページ内の記入です。
マイページは複数ページにまたがって入力しなければいけません。
入力内容は売上や利益、従業員数など様々です。

福岡ECサイトにご依頼いただいた場合、このページの入力方法もしっかりとサポートさせていただきお客さまの準備を最後まで支援いたしますのでご安心ください。

デメリット② 5年間の報告義務

国からECサイト制作費用を補助してもらっているので、その事業の進捗の報告義務があります。

これはデメリットというより当たり前のことですが、5年間続くということでデメリットに取り上げさせていただきました。内容は1年に1回、事業の売り上げや従業員の賃金報告をします。

オンライン上から簡単に入力できます。

デメリット③ 消費税

ECサイト制作費用(補助対象経費)は税抜になります。

そのため¥5,200,000の費用をかけて¥3,500,000を補助いただいても、¥5,200,000は税抜なので税込で¥5,720,000の経費となります。

消費税の計算はご注意ください。

どんなECサイトが作れるの?自社商品がない場合は?

自社の商品がなくても大丈夫です!

今ご自身がされている事業がそのままECサイトとして運用することができます。

例えば、人材紹介会社などの場合

人材紹介会社など、ネットで販売できる特定の自社サービスがない場合。

初回契約限定の特別紹介フィーを¥500,000などで設定しネット契約してもらうことで営業マンがいなくても24時間365日売上を立ててくれる仕組みづくりが可能です。

他にもサブスク契約も可能なので、月額¥300,000で00名の求職者を紹介するようなサブスクプランも可能です。サブスクプランにすることで自動引き落としになり請求の取りこぼしを防ぐことができます。

美容室などの場合

もちろん自社商品やメーカー商品をネット販売することが可能ですが、サブスクプランにすることで1ヶ月グレイカラー通い放題やカットし放題などのプランが可能です。

また、会員ランクによって、会員ごとに費用を変更することも可能です。
同じ商品でもAさんは¥4,500だけど、Bさんには¥3,000で販売することも可能です。

鍼灸院の場合

来店時のチケットをネット販売することもできますが、鍼灸院の先生の技術を動画にし、セルフケア動画を販売することも可能です。お店に来店できない期間はご自宅で動画を見てセルフケアをし健康を管理。お店に来店されるとECサイトでチケットを購入してもらう。このように様々なECサイトの活用方法があります。

出前館やウーバーイーツの配達の場合

出前館やウーバーイーツのような個人事業主の方の場合、このECサイトの仕組みを利用してケータリングサイトを作ることができるのでご近所やお知り合いのお店に協力してもらい、自分専用の出前館やウーバーイーツのようなECサイトを持つことができます。

また、出前館やウーバーイーツに参画していない個人店の場合、ここでしか買えないプレミア感がありユーザーの需要は高いです。

逆にお店側も自社のケータリングサイトを作ることもできます。

コーポレートサイトで商品や自社サービスの紹介として

ECサイトはただ売るだけの仕組みではなく、コーポレートサイト内での商品紹介や自社サービスの紹介として利用することもできます。

ECカートには「この商品について問い合わせる」というお問合せボタンがあります。
このボタンを「このサービスについて問い合わせる」といった名称に変更し、自社サービスに興味を持ってもらったユーザーからの問い合わせを獲得することもできます。

ただし、実際の商品販売のECサイトではないため、IT導入補助金をこのケースで利用する場合採択率は高くないのでご了承ください。

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この他にもECサイトを始めてみたいけど、売るものがなかったり、自社商品をどのように売ればいいか分からない場合は一度福岡ECサイトまでご相談ください。

福岡ECサイトは様々な企業との取引があり卸の斡旋、ご紹介も可能です。

自社商品がなくてECサイトを諦めなくても、販売商品を紹介させていただいたり、御社商品の販売方法を提案することも可能です。

まずは一度ご相談いただけたら幸いです。