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LIMITATIONS / DECISION GUIDE

EC-CUBEでできないことを、
導入前に見極める。

EC-CUBEは自由度の高いEC基盤ですが、すべてが標準機能で実現できるわけではありません。実現可否だけでなく、費用・期間・保守負担まで含めて、適切な方法を判断します。

DEFINITION

EC-CUBEで「できないこと」とは、技術的に不可能なことだけではなく、標準機能では対応できず、追加開発・外部サービス・継続保守が必要となる要件や、別カートの方が合理的な要件を含みます。

FOUR LEVELS

要件を4段階に分けて判断します

最初から独自開発にせず、運用と将来変更まで含めて最小限の方法を選びます。

01

標準機能

管理画面設定と標準仕様で対応。更新時の影響が比較的小さい方法です。

02

プラグイン

互換性・競合・更新継続性を確認し、既存拡張を利用します。

03

独自開発・連携

販売条件や業務に合わせて開発。テストと保守範囲も設計します。

04

別方式を比較

外部サービスや別カートの方が合理的な場合は、固執せず比較します。

COMMON LIMITATIONS

制約や追加設計が発生しやすい領域

01 / VERSION

古い環境の更新

旧PHP、コア改修、非対応プラグインがあると直接更新が難しくなります。

02 / BTOB

会員別価格・表示制御

掛け率、商品、カテゴリ、ページ、購入条件の組み合わせを設計します。

03 / SUBSCRIPTION

定期購入・頒布会

継続課金だけでなく、変更・休止・解約・受注生成まで確認します。

04 / SCALE

大量商品・高負荷

検索、画像、価格計算、アクセス集中、バッチ処理を含めて設計します。

05 / INTEGRATION

リアルタイム連携

APIの有無、頻度、データ量、エラー・再送処理が実現性を左右します。

06 / MAINTENANCE

更新・セキュリティ

自由度と引き換えに、基盤・プラグイン・独自コードの保守が必要です。

METHOD MATRIX

実現方法ごとの違い

方法向いている要件確認すべきこと
標準機能一般的な商品・受注・会員・決済標準運用へ業務を合わせられるか
プラグイン既存拡張で要件を満たせる機能バージョン、競合、サポート継続
独自開発固有の販売条件・画面・業務処理開発費、テスト、将来更新、保守責任
外部サービス検索、CRM、MA、物流、定期購入等利用料、API、データ所有、解約影響
別カートSaaS標準機能に収まる販売・運用自由度、データ移行、継続費用
RISKS

開発できても、採用前に確認すべきこと

「実現できる」だけでは不十分

独自開発を増やすほど、次回のバージョンアップ、障害調査、担当会社の変更に影響します。事業上必要な差別化と、標準へ合わせられる業務を分けます。

更新できるか次のEC-CUBE・PHP更新時にどこが影響するか。
引き継げるか仕様・コード・データ・権限が残るか。
障害を切り分けられるか本体、プラグイン、外部サービスの責任範囲。
費用が続くか初期開発だけでなく、保守・利用料・改修費。
PLATFORM DECISION

EC-CUBEを選ぶ場合、別カートも比較する場合

EC-CUBEが候補になるケース

  • 独自の販売条件や業務処理が重要
  • 自社要件に合わせた画面・機能が必要
  • 基幹・在庫・物流との固有連携がある
  • 継続保守の体制と予算を確保できる

別カートも比較したいケース

  • 標準機能中心で早く運用したい
  • サーバーや基盤更新の負担を減らしたい
  • 独自開発よりアプリ・外部サービスを使いたい
  • 現在の改修が複雑化し保守できない
PROCESS

実現可否を確認する流れ

目的を確認

機能ではなく業務目的を確認。

現状を調査

環境・改修・運用を確認。

要件を分解

必須と希望を分ける。

方法を比較

標準・拡張・開発を比較。

運用まで判断

費用・保守・将来更新を確認。

FAQ

EC-CUBEの機能制約でよくある質問

EC-CUBEでできないことはありますか?

EC-CUBEは拡張性が高いため独自開発で実現できる範囲は広いですが、すべてが標準機能でできるわけではありません。要件によってはプラグイン、外部サービス、独自開発が必要になり、費用・期間・保守負担との比較が重要です。

プラグインを追加すれば、どんな機能でも実現できますか?

いいえ。対応バージョン、他プラグインや独自改修との競合、更新継続性、データの保持方法を確認する必要があります。導入前に検証環境で動作と影響範囲を確認します。

EC-CUBEのバージョンアップで既存機能が使えなくなることはありますか?

あります。旧プラグイン、コア改修、独自テンプレート、外部連携が新環境に対応しない場合があります。更新前に機能一覧とコード差分を調査し、改修・置換・廃止を判断します。

BtoBの会員別価格や商品表示制御はできますか?

要件に応じて対応できます。会員ランク別の掛け率、表示商品・カテゴリ・ページ、購入条件、基幹システムの会員情報連携などを整理し、標準機能・プラグイン・独自開発を選びます。

定期購入や頒布会には対応できますか?

決済会社、継続課金、注文生成、スキップ・解約、商品変更、配送サイクルなどの要件確認が必要です。既存サービスで満たせるか、追加開発が必要かを先に比較します。

大量の商品やアクセスにも対応できますか?

商品件数だけでなく、検索条件、画像、価格計算、アクセス集中、バッチ処理、サーバー構成によって変わります。想定負荷と運用方法を確認し、キャッシュ、検索サービス、インフラ等を設計します。

基幹・在庫・物流システムとリアルタイム連携できますか?

連携先にAPIがあり、必要な頻度・データ量・エラー処理を設計できれば実現可能性があります。APIがない場合はCSVやバッチ処理も含め、業務に合う方法を検討します。

EC-CUBEはセキュリティ面で危険ですか?

EC-CUBEだから一律に危険ということではありません。利用バージョン、サーバー、プラグイン、独自改修、権限、更新状況によってリスクが変わります。公式情報を確認し、継続的な更新と保守が必要です。

EC-CUBEよりShopifyやmakeshopを選んだ方がよいのはどんな場合ですか?

独自開発より標準機能を優先したい、サーバーや基盤更新の負担を減らしたい、要件がSaaSの機能範囲に収まる場合は比較価値があります。一方、複雑な販売条件や業務連携が中心ならEC-CUBEが適する場合もあります。

要件がEC-CUBEに向いているかだけ相談できますか?

はい。商品、顧客、価格、受注、在庫、物流、決済、社内業務、将来計画を確認し、EC-CUBE、SaaS型カート、外部サービス、独自開発の組み合わせを比較します。

REQUIREMENT CONSULTATION

その要件を、EC-CUBEで作るべきか。

できる・できないだけでなく、費用、保守、将来変更まで含めて整理します。

03-5876-5819

平日10:00-18:00(土日祝除く)