ヤマダHD、3,100万人のデジタル会員達成!EC成長の本質は「928店舗をEC集客装置化」していたこと
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最近、「ネットだけで売る」がかなり難しくなってきていません?
広告費は上がる。
SEOも不安定。
SNSも競争が激しい。
しかも今は、 AI検索まで始まっています。
だから最近、
「EC単体で新規集客するの、かなり厳しくなってきた」
と感じる企業も増えています。
そんな中、 かなり面白い構造を作っているのがヤマダHDです。
ヤマダHD、実は「ネット単体」で戦っていませんでした
ヤマダHDは、 2026年3月期〜2030年3月期の中期経営計画で、 EC強化を重点戦略に置いています。
でも今回面白いのは、
「ECを強化する」
ではなく、
928店舗をEC集客装置として使っている
こと。
つまり、
店舗 → EC
だけではなく、
EC → 店舗
の双方向送客をかなり強くしています。
いわゆるOMOです。
でも、 今回かなり重要なのは、
「店舗を残した」
ではありません。
リアル来店者を、 そのままデジタル会員化し続けている
ことです。
3,100万人のデジタル会員、広告で集めたわけではありませんでした
ヤマダHDのデジタル会員は、 現在3,100万人。
かなり大きい数字です。
でも面白いのは、 会員獲得方法。
広告大量投下ではありません。
店舗来店者を、 そのままデジタルID化している。
例えば以前は、 ポイントカードをレジで出していました。
でも今は、
アプリのバーコード提示
へ変わっています。
つまり、
リアル来店 ↓ アプリ利用 ↓ デジタル会員化
を、 日常導線の中に自然に埋め込んでいます。
しかも、
- 大型家電クーポン
- 電子保証書
- 電子プライス
など、
「店舗でアプリを使うと便利」
をかなり徹底している。
つまり、
新規顧客獲得
ではなく、
既存来店者のデジタル転換
が戦略の本質です。
これ、AI検索時代ともかなり近い構造です
最近のAI検索、 かなり特徴があります。
それが、
「知らないサイトを探す」
より、
「知っている場所へ戻る」
が増えていること。
つまり今後重要なのは、
毎回比較される
ではなく、
“最初から候補に入る”
ことです。
ヤマダHDもかなり近い。
店舗で接点 ↓ アプリ習慣化 ↓ EC利用 ↓ 再来店
を作っています。
つまり、
「売る」
ではなく、
“接点を持ち続ける”
へ変わっています。
しかも今、ヤマダHDは「家電量販店」をやめ始めています
ここもかなり重要です。
現在ヤマダHDは、
- 家具
- インテリア
- 住まい
- くらし全般
へ広げ始めています。
つまり、
「家電販売」
ではなく、
「生活接点」
を増やし始めています。
しかも、 家具・インテリアなど、 粗利率の高いカテゴリへECを広げている。
だから今回のEC強化、
売上拡大
だけではなく、
収益構造改善
もかなり重要なテーマになっています。
今後のEC、「広告で集客する」だけでは厳しくなるかもしれません
今回のヤマダHD、 かなり象徴的です。
今後強くなるのは、
「単発で売るEC」
ではなく、
「接点を持ち続けるEC」
なのかもしれません。
例えば、
- アプリ
- 会員
- 店舗
- SNS
- LINE
- AI検索
など、 顧客との接触回数を増やす企業。
AI検索時代って、 毎回比較されるより、
「最初から思い出される」
ほうが強くなり始めています。
ヤマダHDは、 かなり早い段階から、
“リアル接点をデジタル資産化する”
方向へ動いていたのかもしれません。



