【物流2026】最近、送料が上がり続ける本当の理由
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「最近、送料高くなったな…」と思いませんか?
ECを運営している人も、 普段ネットで買い物をする人も、 最近こんなこと感じていないでしょうか。
- 送料が高くなった
- 送料無料ラインが上がった
- 配送日数が伸びた
- 置き配が増えた
実際、 これは気のせいではありません。
今、 日本の物流は大きな転換点に入っています。
そしてその変化は、 一時的なものではなく、 今後10年以上続く可能性があります。
原因は「運送会社の値上げ」だけではありません
送料が上がると、 どうしても:
「運送会社が値上げした」
と思われがちです。
もちろんそれも一因です。
しかし本質はもっと大きい。
今、 物流業界では:
- ドライバー不足
- 高齢化
- EC配送増加
- 労働時間規制
が同時に発生しています。
つまり、 荷物は増えているのに、 運ぶ人が足りなくなっている。
これが今の物流業界です。
実は今も続いている「2024年問題」
2024年問題という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
これは、 ドライバーの時間外労働に上限が設けられた制度改正です。
以前の物流業界は、 長時間労働で成り立っていました。
しかし法改正によって、 無制限に走れなくなった。
その結果、 輸送能力そのものが減少。
2026年現在も、 全国で約2万5,000台分の輸送力不足が続いていると言われています。
つまり今後、 人を増やせば解決する問題ではなくなっている。
ここが重要です。
実は物流業界もAIを使い始めています
そこで今、 物流業界が進めているのがAI活用です。
例えばヤマト運輸。
過去4年分の配送データをAIで分析し、 全国6,500カ所の配送拠点ごとの荷物量を予測しています。
どこに荷物が増えるのか。
どこに人員が必要か。
どのルートが最適か。
これらをAIが判断し始めています。
結果として、 人員配置最適化やCO2削減にもつながっています。
つまり物流も、 経験や勘だけで運営する時代から、 データとAIで動かす時代へ変わり始めています。
さらに自動運転トラックも現実になり始めています
少し前までは、 自動運転トラックは未来の話でした。
しかし現在、 ヤマト運輸は新東名高速道路でレベル4自動運転トラックの実用化を進めています。
2027年度中の商用運用も視野に入っています。
これが実現すると、 長距離輸送の一部が無人化される可能性があります。
つまり今後の物流は:
- AIが予測する
- ロボットが動く
- 自動運転が運ぶ
方向へ進み始めている。
かなり未来っぽいですが、 実際にはもう始まっています。
物流倉庫ではロボットも増えています
さらに今、 物流センターではAMRと呼ばれる自律走行ロボットの導入が進んでいます。
以前は:
人が商品を探す
でした。
しかし今後は:
ロボットが商品を取りに行く
方向へ変わりつつあります。
人手不足を補うだけでなく、 出荷スピード向上にもつながる。
物流の現場は、 想像以上のスピードで変化しています。
越境ECも大きな転換点に入っています
物流変化は国内だけではありません。
越境ECも大きく変わっています。
特に大きかったのが、 米国のデミニミス制度廃止。
これまで関税負担が軽かった小口輸出が、 大きく影響を受けました。
その結果、 今後は:
- ASEAN
- 中東
- 欧州
など、 販路分散の重要性が高まっています。
越境ECも、 物流戦略そのものを見直す時代に入っています。
実はこれ、「人への依存を減らす」流れです
今回の物流ニュース、 一見すると:
送料の話
に見えるかもしれません。
でも本質は違います。
今、 物流業界全体が:
「人への依存を減らし、データとAIで支える」
方向へ進んでいる。
これは物流だけではありません。
検索も、 広告も、 EC運営も、 同じ流れです。
人手不足と変化速度の上昇によって、 仕組み化とAI活用が求められる時代になっています。
福岡ECサイトが考える、これからの物流との向き合い方
中小EC事業者にとって、 物流をすべて自社で抱えることは簡単ではありません。
だからこそ今後は:
- 発送代行
- 3PL活用
- 物流パートナー選定
- 在庫最適化
など、 物流を仕組みとして考えることが重要になります。
送料上昇は、 単なる値上げではありません。
日本の物流構造そのものが変わっているサインです。
そしてその変化は、 今後のEC運営にも大きな影響を与えていくことになりそうです。



