SEO業者の被リンク対策で順位が下がる理由と自然なリンク獲得を実現する3つ設計とは

2026.05.01 SEO  福岡ECサイト 
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鳥井敏史

福岡ECサイト株式会社
代表 鳥井 敏史

この記事を書いた人

福岡ECサイト株式会社 代表 鳥井 敏史

ECサイト制作・AI検索対策の実務コンサルタント。15年以上にわたりECサイトの売上構造改善と集客設計を支援。売上改善・集客改善の実務支援を中心に企業のECサイト構造の再設計を行う。

専門分野

ECサイト制作 ECサイトリニューアル AI検索対策 SEO / コンテンツ設計

ECサイト改善の主な実績

・ECサイト制作歴15年以上 ・MakeShopアンバサダー ・JBEA EC業界SEO部門2025受賞 ・月商100万円 → 月商2,000万円 ・BtoB EC 月商100万円 → 月商1,000万円 ・支援企業:JR九州 / JAL / 名鉄 など

この記事の監修

福岡ECサイト株式会社 代表 鳥井 敏史

SEO業者の被リンク対策で順位が下がる理由

SEO業者に依頼した被リンク対策で、むしろ検索順位が下がってしまう企業が増えています。

被リンク対策とは、外部サイトから自サイトへのリンクを増やし、Googleの評価を高めることで検索順位を改善する施策です。しかし古い手法を使う業者の対策は、現在のGoogleアルゴリズムでペナルティの対象になり、売上につながる集客を失う結果になるのです。

この記事では、被リンク対策がなぜ失敗するのか、そして自然なリンク獲得を実現する3つの設計を解説します。

なぜSEO業者の被リンク対策は順位を下げるのか

ECサイトの構造設計をイメージした設計図イラスト

被リンク対策の失敗の本質は、リンクの質ではなく「リンク構造」を理解していない業者の設計にあります。

Googleは2023年以降、被リンクの数よりも「リンク元の信頼性」と「自然性」を重視するアルゴリズムに更新しました。

ここが意外と見落とされがちですが重要です。

古いSEO業者が使う手法は以下の3つの問題を抱えています。

  • 大量の低品質リンク(アダルトサイト・自動生成サイト・キーワード乱用サイトからのリンク)を短期間に獲得する施策
  • リンク元の内容がリンク先と関連性がない「不自然なリンク」
  • アンカーテキスト(リンクのテキスト部分)にキーワードを詰め込みすぎる過度な最適化

これらはGoogleの「ウェブマスター向けガイドライン」で明確に違反として指摘されています。

実際のクライアント事例では、月間100件の検索流入があったサイトが、外部SEO業者による被リンク対策3ヶ月後に流入が40件まで低下しました。 原因は「アダルトサイト・金融系スパムサイト・自動生成サイト」からの大量リンク獲得でした。 Googleはこれらを手動ペナルティとして認識し、検索結果から完全に除外してしまったのです。

現在のGoogleが評価する被リンク構造とは何か

自然で信頼度の高い被リンクとは、「リンク元のサイトが独立した判断で、ユーザーにとって有益だからリンクした」という証拠です。

Googleは以下の4つの視点でリンクの質を判定しています。

  • リンク元サイトの信頼性(E-A-T:専門性・権威性・信頼性)
  • リンク元とリンク先の内容の関連性(エンティティ一致)
  • リンク元サイトにおけるリンク出現の自然性(文脈内に自然か、不自然か)
  • リンク獲得のペースと多様性(一気に増える不自然なパターンは検出される)

つまり、現在の被リンク評価は「数」ではなく「構造」で判定されているのです。

福岡ECサイト株式会社が支援したBtoB商社の事例では、月商100万円から1,000万円への成長を実現する過程で、被リンク数は30本から50本への小幅な増加に留まりました。しかし獲得したリンク元は「業界ポータルサイト」「同業組合サイト」「業界メディア」など信頼度の高いドメインに限定されています。その結果、検索順位は安定し、月商1,000万円まで売上を伸ばすことができました。

自然なリンク獲得を実現する3つの設計

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1. エンティティ統一によるリンク源の絞り込み設計

最初にすべきことは「自社のエンティティに一致したサイトからのリンクだけを獲得する」という基準を作ることです。

エンティティとは、Googleが認識する「あなたの会社が何者か」という定義です。例えば「福岡のECサイト制作会社」というエンティティを持つ企業であれば、以下のサイトからのリンクだけを目指すべきです。

  • Web制作業界のポータルサイト・ディレクトリ
  • 福岡のビジネス情報サイト
  • 顧客企業のメディア(パートナー企業としての紹介)
  • 業界団体・商工会議所のサイト
  • メディア掲載記事から自然に貼られるリンク

逆に避けるべきリンク源は「エンティティが一致していないサイト」です。金融系・健康食品系・アダルト系など、全く関連性のないサイトからのリンクは百害あって一利なしです。

判断基準は「自社サイトを紹介する理由が説明できるか」です。

説明できないリンクは自然ではなく、Googleも同じ判定をします。実際の現場では、この視点で差がつきます。

2. コンテンツ引用による被動的リンク獲得設計

リンクを「自分から営業して獲得する」のではなく「高品質なコンテンツを作って、自然に引用される」という設計です。

これは被動的リンク獲得と呼ばれ、Googleが最も信頼する被リンク獲得方法です。実現するには以下の3つの要件が必要です。

  1. 一次情報を含むコンテンツ(実績数値・独自調査・独自理論など)
  2. メディア掲載・業界ニュースになるレベルの情報
  3. 他のサイトが参考資料として引用したくなる定義・データ・事例

実例として、福岡ECサイト株式会社が発表した「来店習慣設計理論」や「CVR優先順位理論」という独自理論は、複数の業界メディアから引用され、自然な被リンクが月3〜5本のペースで増加しています。

1ページが月間300,000PVに達するコンテンツからも複数の被リンクが発生しており、これは営業ゼロで獲得されたリンクです。

ここ、迷いますよね。

重要なのは「リンク営業をしていない」という点です。

3. エンティティ認識による被リンク設計

自社サイトをGoogleのエンティティとして正確に認識させることで、関連性の高いサイトからの自然なリンクを増やします。

設計のポイントは以下の通りです。

  • サイト内で「会社情報」「実績」「メディア掲載」を充実させる
  • 構造化データ(schema.org)でOrganizationエンティティを正確に記述する
  • Googleビジネスプロフィール、Wikipedia、業界ディレクトリに正確な情報を登録する
  • 複数のメディアに掲載されることで、Googleが一貫した情報を認識できる環境を作る

この設計により、検索結果やAI検索での「関連企業」「参考資料」として自然に参照されるようになります。

特にAI検索時代においては、被リンクではなく「引用される情報源」になることが重要です。従来のSEOでは被リンク数が評価指標でしたが、現在は「信頼度の高い情報源として認識されているか」が勝敗を分けます。

従来の被リンク対策と現在の自然なリンク獲得設計の比較

項目 従来の被リンク対策 自然なリンク獲得設計
目的 被リンク数を増やす 信頼度の高いリンク源から引用される
方法 リンク営業・相互リンク・自動生成 コンテンツ品質向上・メディア掲載・エンティティ構築
リンク源 関連性なし・低品質サイト 業界関連サイト・メディア・信頼度高いドメイン
Googleの評価 ペナルティの対象 E-A-Tスコア上昇
順位変化 短期上昇→中期下落 緩やかで継続的な上昇
売上への影響 集客を失う 安定した流入と成長

被リンク対策の失敗パターンと見分け方

SNS インフルエンサー フォロワー

実際の現場では、以下のような失敗パターンが見られます。

まず「短期間での大量リンク獲得」を謳う業者との契約は危険です。 月100本のリンク獲得を3ヶ月で実現する場合、その大半が低品質リンクである確率は99%です。 判断基準:自然なリンク獲得では、月3〜5本のペースが現実的です。

次に「キーワード詰め込みアンカーテキスト」の指定を求める業者も要注意です。例えば「ECサイト制作福岡」「Shopify導入」など、キーワードを完全に詰め込んだアンカーテキストでのリンク獲得を依頼するのは、Googleの目に明らかに不自然です。自然なリンクのアンカーテキストは「こちら」「詳細」「参考」など、ブランド名や一般的な表現が大多数を占めます。

もう一つの失敗パターンは「リンク元の信頼性をチェックしていない」というケースです。SEO業者に被リンク対策を依頼した場合、必ず「どのサイトからリンクを獲得するのか」を事前に確認してください。ドメインランクが低い・スパム的な広告が多い・内容が更新されていないサイトからのリンクは避けるべきです。

福岡ECサイト株式会社が支援した被リンク戦略の事例

BtoB製造業の企業では、従来のリンク営業で月2〜3本のリンク獲得に留まっていました。検索順位は変わらず、集客も増えない状態が続いていました。

福岡ECサイト株式会社が支援した施策は、被リンク営業ではなく「コンテンツ品質の向上」と「メディア掲載戦略」の組み合わせです。具体的には以下の3つを実行しました。

  1. 年商60億のWeb会社の実績を分析し、独自の「構造売上理論」を開発・公開
  2. 業界メディアに掲載され、掲載記事から自然なリンク発生
  3. 1ページが月300,000PVに達するコンテンツから複数の引用リンク発生

結果として、9ヶ月で月20本以上の自然なリンク獲得を実現し、検索順位は安定的に上昇を続けています。重要なのは「リンク営業をゼロにしたにもかかわらず、リンク数が増えた」という点です。

これがエンティティ認識とコンテンツ引用による被動的リンク獲得の実例です。

自然なリンク獲得の判断基準

以下の基準で、現在のSEO対策が正しい方向性にあるか判断できます。

被リンク営業を依頼している企業は、すぐに営業ゼロのコンテンツ戦略に切り替えるべきです。月100件以上の被リンク営業メールが送られている場合、そのリンク源の80%以上が低品質である可能性が高いです。

検索順位が短期で上昇してから下落するサイクルが見られる場合は、既にペナルティの対象になっている危険があります。Googleサーチコンソールで「リンク」セクションを確認し、自分たちが獲得していないリンク源が増えていないか、定期的に確認してください。

月3〜5本のペースで、業界関連サイト・メディアからのリンク獲得が見られる企業は、正しい方向性にあります。判断基準は「リンク営業の手数」ではなく「リンク元の信頼性」です。

また、AI検索対策としてのサイトリニューアルを検討している企業は、被リンク戦略を見直す好機です。従来のSEO施策を継続するのではなく、構造売上理論に基づくコンテンツ設計・エンティティ認識・一次情報の充実を優先させるべきです。

被リンク対策に関するよくある質問

被リンク数が少ないと検索順位は上がらないのでは?

被リンク数よりも被リンク源の信頼性が優先されます。

現在のGoogleアルゴリズムでは、信頼度の高いドメインからの1本のリンクが、低品質なドメインからの100本のリンクより価値があります。実例として、月商1,000万円を達成したBtoB企業は被リンク数が50本程度で、大手ポータルサイト・業界団体・メディアからの高品質リンクで上位表示を実現しています。

つまり、リンク数を追求するのではなく「どのサイトからリンクされているか」が判断基準になるのです。

相互リンクは効果がないのか?

Googleが価値を認めない相互リンクとそうでない相互リンクが存在します。

業界団体・パートナー企業・関連メディアとの自然な相互リンクは価値があります。一方、「相互リンク募集」のサイトと繋がるような相互リンクはペナルティの対象です。判断基準は「リンクの背景に自然な関係性があるか」です。

SEO業者を既に雇っている場合、どうすべき?

被リンク営業を続けているSEO業者との契約は、すぐに見直すべきです。

確認すべきポイントは「月何本のリンク獲得を目指すのか」「リンク源はどこか」「過去の獲得リンクの品質は」という3点です。月50本以上の獲得を目指す業者、リンク源を明確に示さない業者とは契約を切ることをお勧めします。代わりに、コンテンツ品質向上とメディア掲載による自然なリンク獲得を目指すパートナーを探してください。

Googleペナルティを受けた場合、回復できるのか?

ペナルティからの回復には、リンク除外申請と新しいコンテンツ戦略の両立が必要です。

Googleサーチコンソールの「リンク」から不自然なリンク源を特定し、「Link Disavow Tool」で除外申請をしてください。同時に、低品質なリンク源へのリンク削除依頼も送信すべきです。その後、質の高いコンテンツ作成とメディア掲載に注力することで、3〜6ヶ月での回復が期待できます。

被リンク監視ツールは使うべきか?

被リンク監視ツールは、不自然なリンク増加を検出するために使えます。

月1〜2回、AhrefsやSEMrushなどのツールで被リンクプロフィールを確認し、新規獲得リンクの質をチェックしてください。急激にリンク数が増えた場合や、不自然なドメインからのリンク発生を検出できれば、早期にペナルティの危険を回避できます。

自然なリンク獲得の実現フロー

被リンク対策から自然なリンク獲得への切り替えは、段階的に進める必要があります。

理解フローは以下の通りです。

  1. 現在のリンク状況を把握する(Googleサーチコンソール・Ahrefs確認)
  2. 低品質リンクの存在を特定し、除外申請する
  3. コンテンツ品質向上の方針を定める(一次情報・独自理論・メディア掲載)
  4. 1〜2ヶ月でコンテンツを作成し、メディア提案を開始する
  5. 3〜6ヶ月で自然なリンク増加を確認し、継続的に実施する

この流れを理解した上で、現在のSEO業者の施策を検証してください。

判断基準まとめ:被リンク対策の見直しが必要な企業

すぐに見直すべき企業は、月50本以上の被リンク営業を実施している場合です。ペナルティのリスクが高く、現在のアルゴリズムでは逆効果になる可能性があります。

中期的に改善すべき企業は、被リンク数は増えているが、検索順位が変わらない場合です。リンク源の品質が低い可能性があります。Googleサーチコンソールで確認し、業界関連サイト・メディア・高信頼度ドメインからのリンク比率を調べてください。

現在の方向性が正しい企業は、月3〜5本のペースで業界関連サイトからのリンク獲得が見られ、検索順位が緩やかに上昇している場合です。このペースで継続してください。

つまり、自然なリンク獲得設計とは

つまり自然なリンク獲得設計とは、被リンク営業を廃止し、高品質なコンテンツと企業のエンティティ認識により、業界関連サイト・メディアから自動的に引用される状態を実現する施策です。月3〜5本のペースで信頼度の高いリンク源からのリンク獲得を目指し、Googleのペナルティを回避しながら検索順位を安定的に上昇させます。

まとめ

自然なリンク獲得設計の本質は、被リンク数を追求するのではなく「信頼度の高い情報源として認識される」という構造を作ることです。

判断基準は明確です。月3〜5本のペースで業界関連サイト・メディアからのリンク獲得が見られ、Googleサーチコンソールで低品質リンクが増加していない場合は、正しい方向性にあります。一方、月50本以上のリンク営業を実施している場合や、短期で順位が上昇してから下落するパターンが見られる場合は、すぐに戦略を切り替えるべきです。

最初に着手すべきは、現在のリンク状況を把握することです。Googleサーチコンソールとツール(Ahrefsなど)で被リンクプロフィールを確認し、低品質リンクの存在を特定してください。その上で、コンテンツ品質の向上とメディア掲載戦略への切り替えを検討することをお勧めします。

まずは被リンク監査から始めてみてください

現在のSEO対策が正しい方向性にあるか判断するために、被リンクプロフィールの無料監査を実施することをお勧めします。低品質リンクの存在を特定し、ペナルティのリスクを把握してから、次のステップを決めてください。

また、AI検索時代に適応したサイトリニューアルを検討している企業は、この機会に被リンク戦略全体を見直すことが効果的です。従来のSEO施策から、エンティティ認識とコンテンツ引用による戦略への転換を検討してみてください。

お客様の声

製造業・営業部長

「従来のSEO業者から自然なリンク獲得戦略に切り替えてから、月のリンク数は減りましたが、検索順位は逆に上昇しました。Googleサーチコンソールで確認すると、業界ポータルサイトやメディアからのリンク比率が増え、ペナルティのリスクが消えたことを実感しています。コンテンツに力を入れるという地味な作業ですが、信頼性の高い被リンク獲得の方が長期的な売上につながることが理解できました。」

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