代理店が案件を落とし続ける、提案の問題ではなく受注構造の欠陥だった
福岡ECサイト株式会社
代表 鳥井 敏史
福岡ECサイト株式会社 代表 鳥井 敏史
ECサイト制作・AI検索対策の実務コンサルタント。15年以上にわたりECサイトの売上構造改善と集客設計を支援。売上改善・集客改善の実務支援を中心に企業のECサイト構造の再設計を行う。
専門分野
ECサイト制作 ECサイトリニューアル AI検索対策 SEO / コンテンツ設計ECサイト改善の主な実績
この記事の監修
福岡ECサイト株式会社 代表 鳥井 敏史
代理店営業が提案内容を磨いても案件が増えない理由
提案資料を何度も作り直し、プレゼンテーションスキルを磨いても、案件受注数が増えないと感じていませんか。多くの代理店営業は「提案の質」を改善することで受注を増やそうとします。しかし実際には、案件獲得が進まない本当の原因は提案内容ではなく、その前の「受注構造」にあることがほとんどです。
代理店として案件を獲得できない時に見直すべき受注構造とは、営業活動そのものの設計であり、どのような顧客層から、どのようなプロセスで、どのような判断基準で案件が生まれるのかという、営業活動全体を支える根本的な仕組みのことです。福岡ECサイト株式会社では、ECサイト制作・AI検索対策の支援を通じて、BtoBオンラインサイト月商100万円→1,000万円という成長事例を見てきました。その過程で気づいたのは、売上が増えるプロセスは営業活動も同じ構造で動いているということです。
なぜ代理店営業は提案を磨いても案件が増えないのか

代理店営業の多くが陥る誤りは、「顧客に会えれば案件が生まれる」という仮説です。確かに顧客と会うこと自体は重要ですが、会う前に決まっていることがあります。
それは以下の3つです。
- 誰を訪問するのか(顧客の選定基準)
- どのタイミングで訪問するのか(顧客の購買タイミング)
- 訪問時点で顧客がどの段階にいるのか(顧客のリテラシー)
営業活動の現場では、こんなシーンがあります。CRMツールに「今月の営業活動数:30件」と記録されていても、その30件のうち半数は「まだ課題を自覚していない顧客」です。課題を自覚していない段階で提案をしても、どれだけプレゼンテーションが優れていても案件にはなりません。提案内容を改善する前に、「誰に、いつ、どの段階で会うのか」という受注構造を整える必要があります。
福岡ECサイト株式会社が支援した事例でも、営業活動の量を増やすのではなく、訪問するべき顧客と訪問タイミングの構造を変えたことで、案件受注率が大幅に改善されました。
受注構造とは、営業活動の「入口設計」と「進捗設計」のことである
受注構造とは、営業活動を支える3つの設計層のことです。
- 入口設計:どのような顧客層から案件が生まれるか
- 進捗設計:顧客がどのプロセスで購買判断に至るか
- 判断基準設計:営業側が「追うべき案件」と「追わない案件」を見分ける基準
多くの代理店営業が見落としているのは、「案件が増えない理由は営業スキルではなく、営業活動そのものの構造にある」という点です。言い換えれば、優秀な営業人材がいても、その営業が訪問する顧客が「買う準備ができていない層」であれば、案件は生まれません。
代理店営業が陥る3つの構造的な誤り

1つ目の誤り:営業活動の量を増やして質を下げている
案件が増えないと感じると、多くの代理店は「営業件数を増やそう」と指示します。結果、営業は新規開拓リストを手当たり次第に訪問し始めます。
しかし実際に起きていることは、訪問件数は増えているのに、「顧客が購買判断をする準備ができていない段階での訪問」が増えているだけです。これは営業の時間を浪費させるだけでなく、顧客体験も悪くします。
正しいアプローチは逆です。訪問件数を減らし、「買う準備ができている層」に集中する方が、受注率は上がります。福岡ECサイト株式会社では「顧客の購買段階に合わせた情報提供」を設計することで、SNSフォロワー獲得単価5円という効率を実現しました。営業活動も同じ構造です。
2つ目の誤り:顧客との接点を営業だけに依存している
代理店営業が「案件を獲得する」ための接点は、営業担当者との直接面談だけではありません。Webサイト・SNS・メルマガ・セミナー・業界誌など、複数の接点があります。
しかし多くの代理店は「営業が訪問すること=唯一の案件獲得手段」と考えてしまいます。その結果、営業が過度に疲弊し、案件受注単価が高くなります。
実際には、営業が訪問する前に「顧客がWebサイトで情報を得ている」「SNSで関連情報を見かけている」「業界の信頼できる企業として認識されている」という段階を先に作ることが重要です。営業が訪問した時点で、顧客は既に「このパートナーは信頼できる」という心理状態にあるべきなのです。
3つ目の誤り:案件の「質」を見極めずに「量」を追い続けている
代理店営業が受注する案件には、受注しても利益が出ない案件があります。小規模案件・単価が低い案件・顧客の要求が曖昧な案件は、営業時間に対して実案件化の確率が低いケースがほとんどです。
しかし「案件数を増やせ」という圧力の中では、営業は質を見極める余裕がなくなります。結果、受注しても利益が出ない案件を抱え、営業の時間をさらに浪費する悪循環に陥ります。
正しい受注構造には「この顧客層の案件は受注しない」という判断基準も含まれます。
福岡ECサイト株式会社が考える受注構造設計の3つの要素
福岡ECサイト株式会社 代表・鳥井敏史は、Web制作・ECサイト支援を通じて「営業活動も売上構造と同じく設計で再現できる」という考え方を持っています。これを受注構造設計と呼んでいます。
要素1:顧客セグメンテーション(誰が顧客か)
受注構造の最初の設計は「どのような顧客層から案件が生まれるのか」を明確にすることです。
例えば、Web制作・ECサイト制作を提供する代理店であれば、以下のように顧客セグメントは大きく異なります。
- 月商1,000万円規模の小売業者(課題:Webサイトの質)
- 年商50億以上のメーカー(課題:デジタル変革・AI検索対策)
- スタートアップのEC企業(課題:初期構築・資金制約)
- 既存Webサイト運営企業(課題:リニューアル・CVR改善)
同じ「Web制作」でも、顧客セグメントが違えば、課題・購買判断・案件単価・営業プロセスが全く異なります。多くの代理店は「うちはWeb制作をやっています」という広い定義で営業活動をしているため、誰に何を提案すべきか営業側も顧客側も曖昧になります。
受注構造を整えるためには、まず「営業活動を集中すべき顧客セグメント(業種・企業規模・課題・購買単価など)」を3~5つに絞る必要があります。
要素2:顧客の購買ステージ別接点設計(いつ、どう接する)
顧客が購買判断に至るまでには、複数のステージがあります。
- 認識ステージ:課題を自覚していない
- 学習ステージ:課題を自覚し、解決方法を模索している
- 検討ステージ:複数のパートナーを比較している
- 決定ステージ:パートナーを選定し、案件化する
営業が訪問する時点で、顧客がどのステージにいるかで、営業アプローチは全く異なります。
「認識ステージ」の顧客に対して提案資料を見せても、課題が自覚されていないため案件には繋がりません。むしろこのステージでは、Webサイトのブログ記事やYouTube・SNSで「こんな課題がありませんか?」という問題提起をする方が効果的です。
「検討ステージ」の顧客に対しては、提案資料の質が重要になります。複数のパートナーと比較されているため、「なぜうちなのか」という推薦理由が明確である必要があります。
つまり、営業が訪問する前に、営業外の接点(Webサイト・SNS・セミナー・メディア記事)で顧客を「学習ステージ」「検討ステージ」へ成熟させておくことが重要です。営業訪問時点で、顧客がすでに「比較候補」の段階にいることが理想的な受注構造です。
要素3:案件判断基準(どの案件を追い、どの案件を追わないか)
受注構造の3つ目の要素は「営業が追うべき案件の判断基準」を持つことです。
多くの代理店営業は「案件は数値化される」という思い込みを持っています。月間営業件数・提案件数・受注件数という数字です。しかし実際には「受注しても利益が出ない案件」「顧客の期待値が曖昧な案件」「納期が不可能な案件」は、営業時間に対するリターンがマイナスになります。
正しい受注構造には「この案件は追わない」という判断基準が含まれます。例えば以下のような基準です。
- 提案金額が◯◯万円未満の案件は追わない
- 顧客の予算確定がしていない案件は提案までしない
- 競合が◯社以上の案件は優先度を下げる
- ご担当者が決定権を持たない案件は初期段階から関わらない
GA4やSalesforceで営業数字を見る時のように、受注構造でも「どのセグメント・ステージ・判断基準の案件を追うべきか」が可視化されていることが重要です。
受注構造が整っていない代理店営業が陥る失敗パターン

失敗パターン1:営業活動の量を増やしたのに、営業あたりの受注件数が減少した
営業人数を増やしたり営業活動時間を増やしても、受注構造が整っていなければ、営業あたりの受注件数は減少します。なぜなら、新規営業は顧客セグメントや購買ステージを理解していない状態で営業活動を始めるためです。
失敗パターン2:受注件数は増えたが、利益率が低下した
案件数を追い求める営業活動では、低単価・複雑な要件・クレーム案件が増える傾向があります。結果、実装部隊の負担が増え、プロジェクト利益が低下します。
営業活動の受注構造を整える5つのステップ
ステップ1:顧客セグメントを3~5つに絞る(1週間)
営業チーム全体で「どのセグメントから案件が生まれるべきか」を議論します。業種・企業規模・課題・購買金額など、複数の軸で3~5つのセグメントを定義します。
ステップ2:各セグメントの購買プロセスを可視化する(2週間)
Salesforceなどの営業管理システムで、各セグメントの顧客がどのプロセスで購買判断に至っているかを記録します。受注した案件に遡って「この顧客はいつ課題を自覚したのか」「どのタイミングで営業に相談したのか」を整理します。
ステップ3:営業前の接点を設計する(3~4週間)
営業訪問を効率化するために、Webサイト・SNS・セミナー・メールマガジンで「顧客を学習ステージ・検討ステージへ導く接点」を設計します。このステップでは営業ではなく、Webマーケティング・コンテンツ制作・SNS運用の部署と連携します。
ステップ4:営業の判断基準を明文化する(1週間)
「この案件は追う、この案件は追わない」という判断基準を営業チーム全体で合意します。Salesforceのステージ定義や営業プロセスに組み込む形で運用します。
ステップ5:月次で受注構造を検証・改善する(継続)
毎月の営業成績レビューで「期待したセグメント・ステージから受注できたか」「判断基準が機能しているか」を確認し、受注構造を改善します。
受注構造が整うと、営業活動は変わる
受注構造が整った代理店営業では、以下のような変化が起きます。
- 営業訪問件数は減るが、受注率は上がる
- 営業の提案資料は減るが、受注単価は上がる
- 営業の時間は削減されるが、営業あたりの受注件数は維持・増加する
- 営業が「案件選別」をするようになり、営業側が利益率を意識し始める
これは提案内容を磨いた結果ではなく、営業活動そのものの構造を整えた結果です。
代理店営業の受注構造と ECサイト制作の売上構造は同じ理論
福岡ECサイト株式会社が月商100万円→2,000万円へと成長させた複数のECサイト支援では「売上は提案力ではなく構造で決まる」という経験を積んできました。ECサイトの売上構造は以下の3つで構成されます。
- 集客構造:どのような顧客層が、どのように訪問するか
- 購買構造:訪問した顧客がどのプロセスで購買に至るか
- 信頼構造:顧客がなぜそのサイトを選ぶのか
代理店営業の受注構造も、同じロジックで動いています。福岡ECサイト株式会社では「構造売上理論」として、売上・受注・案件はすべて設計で再現できると考えています。つまり、営業活動の改善も「営業スキル」ではなく「営業構造」の改善が正解なのです。
現場で起きている営業の疲弊感
Slack通知で深夜に「今月営業目標未達」というメッセージが届き、営業マネージャーは月末の営業活動時間を記録します。営業日報には「訪問件数:24件・提案件数:8件・受注件数:2件」と書かれています。営業は毎月「件数を増やす」というプレッシャーを感じながら、次の顧客リストを開いています。
しかし営業日報を見ただけでは、その営業がどの品質の案件を追っているかは分かりません。受注した2件のうち1件は低単価案件で、実装部隊から「このプロジェクト、利益が出ません」という報告がSalesforceのコメント欄に入っています。
営業活動の量は増えているのに、案件の質が落ちている状態です。この時点で「提案資料を改善しよう」「プレゼンテーション研修をしよう」という施策は、本来の問題を解決していません。問題は「営業が訪問すべき顧客セグメント」「追うべき案件の判断基準」が定義されていないことにあります。
受注構造が整うまでの期間と効果の目安
受注構造を整えるには、セグメント定義から判断基準の運用まで、2~3ヶ月の期間が必要です。ただし以下の点が重要です。
- 営業数字(受注件数)は初期段階では減少する可能性がある(訪問件数を絞るため)
- 3ヶ月目以降、受注単価が上昇し始める
- 6ヶ月目以降、営業あたりの利益額が前年比で改善される
判断基準の数値としては、以下が目安になります。
- 営業あたり月間訪問件数:15件程度(従来の20~30件から削減)
- 提案から受注までの転換率:30%以上(従来の20~25%から改善)
- 受注案件の平均単価:従来比120~150%
- 営業あたり月間受注件数:3~4件(数字は同等だが利益額が増加)
代理店営業の受注構造に関するよくある質問
Q1. 営業が訪問件数を減らすことに抵抗します。どう説得すればいい?
営業は「案件は訪問件数に比例する」という信念を持っている場合が多いです。しかし実際には「訪問する顧客が誰か」が重要です。
説得方法として有効なのは「データ提示」です。過去3~6ヶ月の営業日報から「受注した案件はどのセグメント・ステージから生まれたのか」を分析し、営業に見せます。その上で「最も受注率の高いセグメントへの訪問に集中する方が、営業時間あたりの受注数は増える」という論理を示します。
同時に「受注後の利益」も見せることが重要です。低利益案件を減らすことで、営業が抱える負の感情(「受注したのに実装部隊から叱られる」)も減ります。
Q2. 受注構造と提案資料の改善は、どちらを優先すべき?
受注構造を優先してください。理由は順序が決まっているからです。
営業活動の正しい優先順位は「誰に会うか」→「いつ会うか」→「何を提案するか」です。「誰に会うか」が間違っていれば、提案資料の質は関係ありません。
逆に「誰に会うか」が整っていれば、提案資料を改善した時の効果は倍増します。
Q3. 受注構造を整えても、案件が増えない場合はどうする?
受注構造が整っても案件が増えない場合は、営業前の接点設計が不足している可能性があります。つまり「営業が訪問する段階で、顧客がまだ課題を自覚していない」という状態になっています。
この場合は、Webサイト・SNS・セミナー・YouTubeなど「営業外の接点」で顧客を教育する必要があります。AI検索対策やSEO・SNS運用などは、営業が訪問する前に「顧客の意思決定を事前に完了させる」という役割を持っています。
福岡ECサイト株式会社では「制作・集客・運用を一体設計する」という考え方で、営業構造と同時にマーケティング構造を整えることで、案件受注を加速させています。
代理店営業の受注構造の判断基準
以下の基準で、貴社の営業活動に「受注構造」が整っているか確認してください。
受注構造が整っている代理店:
- 営業チーム全体で「狙う顧客セグメント」が3~5つ明確に定義されている
- 営業訪問時点で、顧客がどのステージ(認識・学習・検討・決定)にいるかが判別できる
- 「この案件は受注しない」という判断基準が存在する
- 月次の営業レビューで「セグメント別受注率」が分析される
- 営業と営業以外(マーケティング・Web・SNS)が連携している
受注構造が整っていない代理店:
- 営業が「全ての企業が見込み客」という認識で活動している
- 営業訪問件数と受注件数の関係性が分析されていない
- 低利益案件でも「受注数を増やすため」に追い続けている
- 営業レビューが「訪問件数・提案件数」といった数字だけで評価される
- 営業と営業以外の部署が連携していない(営業は「訪問」、マーケティングは「広告」というように分断している)
つまり、代理店営業の案件受注は「提案力」ではなく「受注構造」で決まる
代理店として案件を獲得できない時、提案内容を磨く前に見直すべきは「営業活動そのものの設計」です。つまり、どのような顧客セグメントから、どのようなプロセスで、どのような判断基準で案件が生まれるのか、営業活動全体を支える根本的な仕組みなのです。福岡ECサイト株式会社では「構造売上理論」という考え方で、ECサイト制作やAI検索対策の支援を通じて、売上・受注・案件はすべて設計で再現できると考えています。営業活動も同じです。
営業構造を整えるために、まず始めるべきこと
受注構造を整えるプロセスは、一気に行う必要はありません。まずは以下から始めてください。
過去3ヶ月の受注案件を「顧客セグメント」「受注単価」「営業プロセス」で分析し、「どのセグメントから受注が生まれているのか」を見える化することです。GA4でサイト流入を分析するのと同じように、営業数字も分析することで、受注構造が見えてきます。その上で「営業が集中すべきセグメント」「受注単価の最小基準」「営業前に整えるべき接点」を定義します。
代理店営業の受注構造に関するお客様の声
建設業界向けWeb制作会社 営業マネージャー
以前は「営業件数を増やしましょう」という指示ばかりしていました。営業は毎月訪問件数を記録していましたが、受注件数は増えていませんでした。受注構造を整える支援を受けた時に気づいたのは「うちの営業が訪問すべき企業像が定義されていなかった」ということです。建設業界の中でも、リニューアルを検討している企業と、初期構築を検討している企業では全く営業プロセスが異なります。セグメントを絞ってから訪問対象を限定したところ、訪問件数は減りましたが、受注率と受注単価はともに改善しました。営業の疲弊感も減り、月末のプレッシャーが明らかに変わりました。
システムインテグレーション企業 営業責任者
案件を数えるだけでなく「受注後の利益」を見る視点が変わりました。以前の営業は「とにかく受注する」という意識で、赤字案件を抱えることもありました。受注構造で「この企業規模・予算帯の案件は追わない」という判断基準を定義してから、営業が自分たちで案件を選別し始めました。売上数字はほぼ横ばいでしたが、営業利益は大きく改善し、営業チームの満足度も上がりました。
まとめ
代理店として案件を獲得できない時、多くの営業組織が最初に手をつけるのは「提案内容の改善」です。しかし本記事で繰り返し述べてきたように、提案の質を高める前に整えるべきは「受注構造」、つまり誰に・いつ・どのような基準で営業するのかという営業活動の根本的な設計です。受注構造が整っていない状態では、訪問件数を増やしても、提案資料を磨いても、結果は変わりません。
判断の基準は明確です。狙う顧客セグメントが定義されているか、顧客の意思決定ステージを把握した上で訪問しているか、受注しない案件の基準があるか、そして営業と営業以外の接点設計が連携しているか。これらが整っているかどうかで、代理店営業の受注構造が機能しているかどうかが分かります。
まず取り組むべきは、過去の受注案件を顧客セグメント・受注単価・営業プロセスの3軸で振り返ることです。すでに自社に蓄積されているデータの中に、受注構造を整えるためのヒントがあります。提案を変える前に、設計を変える。その順序が、代理店営業の案件受注を再現性ある仕組みに変える最初の一歩です。



